ちょうど2年前に寄ったときは開業間なく、
オーナーの山田さんはまだ客を迎える店主というよりも、
以前のプロレーサーという印象で亀岡は、
以前のプロレーサーという印象で亀岡は、
暴走気味に突っ走っていた開業当初の自分を思いだしました。
しかし今回、
何人かお越しになったお客さんとの触れあいを横で見ていると、
山田さんははもう頼りになる、
頼られている『近所の自転車屋さん』といった感じ。
事業をはじめた先輩選手は一様に別人のように、
言葉や振るまいすべてに角がなくなると感じるのですが、
それはプロレーサーの世界がいかに緊張感があり、
「我がが!我がが!」という個を主張する世界、
そして狭い世界であったかを教えてくれるもの。
おそらく、オーナー亀岡も同じ。
山田店長が自身を、
「(レーサーではなく)自転車のオッサンが板についてきたか?」と言ったように、
「(レーサーではなく)自転車のオッサンが板についてきたか?」と言ったように、
パッシオーネを開業して10年以上たちようやく、
京都の店の人間としての心がまえなど、
在り方がわかってきたように感じます。
いえ、まだ。
3世代住んで初めて近隣から住人として認められるという、
1200年の歴史がある京都市ではどんなに頑張っても、
一生かかっても一人前の店主になれることはないでしょう。
僕はずーっと失敗と学習で、
ずーっと「『今日は完璧だった』と言える日は年に数日」と、
言い続けます。
PASSIONEオーナー 亀岡
